家を売る方法のひとつである「任意売却」とは？｜江坂で不動産を売却・購入するならナル不動産

家を売る方法のひとつである「任意売却」とは？

家を売却する理由は、「新しい家に住み替えるから」「住む人がいなくなったから」など、人によってさまざまでしょう。
ただ、「住宅ローンが払えなくなった」場合には、「任意売却」と呼ばれる方法で売却することがおすすめです。
そこで今回は、任意売却とはどのような方法なのか、流れや注意点なども踏まえながら詳しくご説明します。

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住宅ローンが払えなくなった家を売る方法である「任意売却」の流れとは？

任意売却とは、住宅ローンの支払いが困難になったときに選択する方法のひとつです。
住宅ローンの支払いが一定期間滞ると、「分割で返済する権利」がなくなってしまうため、残金を一括返済しなくてはなりません。
そこで、債権者の許可を得て売る方法が任意売却です。
メリットは、通常の売却とほぼ同じ条件で売れること。
住宅ローンが払えなくなり、任意売却もできないと、最終的には「競売」にかけられてしまいます。
すると、売却価格が市場相場の70～80％になってしまうため、自己破産の可能性も高くなってしまうでしょう。
また、税金を滞納すると役所に差し押さえられて「公売」に出されてしまい、こちらも売却価格が低くなってしまいます。
ですから、そのような事態になる前に、任意売却を検討しましょう。
なお、任意売却の流れとは、以下のとおりです。
1．不動産会社による査定やローン残高の確認をする
2．債権者の同意を得る
3．売却活動する
4．買主が決まったら売買契約を結び、決済のあと引き渡し
必要な書類や費用なども、通常の売却とほぼ同じです。
書類では、債権者からの通知がわかるものや購入時の不動産売買契約書、身分証明書のコピーなどが必要ですから、しっかりと準備しておきましょう。
また、仲介手数料・抵当権抹消費用・印紙代などの諸費用も通常と同じようにかかりますから、覚えておきましょう。
なお、あまり時間がかかると、競売にかけられてしまうことにもなりかねません。
期間の猶予は通常の売却よりも少ないと考えて、早く売れるような工夫をいろいろと考えてみましょう。

住宅ローンが払えなくなった家を売る方法である「任意売却」の注意点とは？

任意売却は、「住宅ローンの支払いが困難になった」場合に選択する方法です。
そのため、信用情報機関に滞納の事実が登録されてしまうことが注意点です。
今後新たにローンを組む際や、クレジットカードを作成するときなどに影響が出るかもしれませんから、覚えておきましょう。
ただ、競売よりもメリットが多いので、支払いが困難になったら早めに任意売却を決断したほうが良いでしょう。

まとめ

住宅ローンが払えなくなった家は、早めに任意売却を検討しましょう。
通常の売却とほぼ同じ条件で売り出せるので、残金返済に役立ちます。
そのまま放置していても解決は難しいので、競売にかけられる前に決断することがおすすめです。
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